Amazon ベンダーセントラル ダイレクトフルフィルメントの業務を自動化する 4 つの事例

お役立ち

2022.8.9

Amazon ベンダーセントラルのダイレクトフルフィルメント(以下、ダイレクトフルフィルメント)は、すべての事業者が利用できるわけではないので、利用者の母数は多くはありません。
そのため、ネクストエンジンのような主要な効率化ツールもダイレクトフルフィルメントには対応しておらず、手動の作業に追われる事業者が多いという現状があります。

TēPs(テープス)は、Amazon ベンダーセントラルと連携しているため、ダイレクトフルフィルメントの業務も自動化することが可能です。

TēPs(テープス) とは?
TēPs は EC 特化のノーコードクラウドサービスです。各 EC モールや Shopify、ネクストエンジンやチャットツール(Chatwork / Slack / LINE)など、EC 運営でよく使われるツールと連携し、自社独自の業務を自動化することができます。

ノーコードツールなのでプログラミングの知識や経験は必要なく、クリック操作やテキスト入力で直感的にフレーズ(フロー)を作成することができます。

連携しているサービスはこちら

この記事では、TēPs を使って自動化できるダイレクトフルフィルメントの業務を 4 つご紹介します。

TēPs で自動化できるダイレクトフルフィルメントの 4 つの業務

① Google スプレッドシートに注文を書き出し

TēPs ではダイレクトフルフィルメントの注文を Google スプレッドシートに書き出すことができます。これにより、直近の売れ行きの確認や、一定期間内の売上の集計が効率化できます。

また、Google スプレッドシートに書き出した注文を、ネクストエンジンに受注伝票として一括で起票することも可能です。そのため、他の店舗からの受注と同様に、ダイレクトフルフィルメントの注文をネクストエンジンで管理できるようになります。

https://teps.io/info/upload-direct-fulfillment-order-to-nextengine-from-amazon-vendor-central/

② 納品書・送り状(配送ラベル)を一括でダウンロードし、Dropbox にアップロード

納品書と配送ラベルは出荷作業に不可欠ですが、以下の問題によって出荷作業には大きな手間がかかります。

  • 作業のたびに、Amazon ベンダーセントラルの管理画面へのログインが必要である
  • 対象の注文を絞り込む必要がある
  • 一度にダウンロードできる件数が 100 件と限りがあり、複数回に分けてダウンロードしなければならない
  • ダウンロードの待ち時間がかかる
  • ダウンロードしたデータをメールなどで出荷元倉庫に共有する必要がある

TēPs は、Google スプレッドシートの注文リストをもとに、納品書と送り状を自動で取得し、Dropbox にアップロードすることができます。
アップロード先の Dropbox のフォルダをあらかじめ出荷元倉庫と共有しておけば、データ取得後にメールで共有する手間が省けます。
また、① の機能を利用すれば Google スプレッドシートに注文を書き出せるため、Google スプレッドシートを手動で用意する必要もありません。

納品書

送り状

③ 出荷が完了した注文のステータスを変更

ダイレクトフルフィルメントでは、出荷が完了したことを購入者に報告するため、以下の作業が必要です。

  • Amazon ベンダーセントラルの管理画面にログインする
  • 注文一覧で出荷が完了した注文を選択する
  • 利用可能なアクションで『注文を「出荷済み」とする』を選択する

この方法では、出荷が完了するたびに対象の注文を検索しなければならず、手間がかかります。

しかし TēPs を使うことで、こちらの作業も自動化することができます。TēPs が Google スプレッドシートの情報を読み取り、自動で注文ごとの発送ステータスを更新します。

④ ダイレクトフルフィルメントの在庫数を更新

ダイレクトフルフィルメント以外に、他の EC モールや実店舗で販売をしている場合、在庫不足におちいるリスクがあります。たとえば、ダイレクトフルフィルメントで注文があった商品がちょうど実店舗でも売れてしまい、在庫がなくなって発送できない、という事態が起こりかねません。

このようなリスクを回避するために、あえて在庫を少なく登録する方法もありますが、売り逃しにつながってしまいます。

TēPs は、Google スプレッドシートの値をもとにダイレクトフルフィルメントの在庫数を更新することができます。
Google スプレッドシートで在庫を一元管理しておくことで、ダイレクトフルフィルメントには 15 分ごとに最新の在庫情報が反映されるため、在庫を少なく登録しておく必要はありません。

ネクストエンジン、楽天市場 RMS、Yahoo!ショッピングの在庫情報も TēPs で書き出せるので、在庫を自動で一元管理できる Google スプレッドシートをつくることも可能です。

ネクストエンジン|商品在庫を取得し Google スプレッドシートの在庫数を更新する
楽天市場 RMS|在庫情報を取得し Google スプレッドシートの在庫数を自動で更新する
Yahoo!ショッピング|在庫情報を取得し、Google スプレッドシートに自動で書き出す

ダイレクトフルフィルメント業務の自動化で売上が 2 倍に。株式会社バーデン様

株式会社バーデン様は ④ でご紹介した在庫数の更新を TēPs で自動化したことで、売上が約 2 倍に増加しました。
詳しくお話を伺ったので、ぜひこちらのインタビュー記事もご覧ください。

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ダイレクトフルフィルメント以外にも、楽天市場や Yahoo!ショッピング、Shopify など、さまざまな活用事例がございます。スライド資料と動画にて紹介していますので、ぜひご覧ください。
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