Amazon ダイレクトフルフィルメントの商品ごとの販売数を自動集計し、売上分析を効率化

できること

2022.12.20

EC 運営において、売上分析をすることには大きなメリットがあります。

たとえば、各商品の売上を一定期間ごとに集計することで、適正な在庫数を把握することができます。それにより、

「在庫処分のための値下げ販売が減り、利益率が向上」
「在庫切れによる売り逃しがなくなり、売上がアップ」

といった効果が期待できます。

このようなメリットがある一方で、売上データを定期的に取得・集計するのは手間がかかります。Amazon ダイレクトフルフィルメント(以下、「ダイレクトフルフィルメント」)の場合、Amazon ベンダーセントラルから売上データをダウンロードし、Google スプレッドシートなどに貼り付けるのが一般的です。しかし、定期的に Amazon ベンダーセントラルにログインして操作するのは手間ですし、データの貼り付けミスなどによって誤った集計結果が出てしまう可能性もあります。

TēPs(テープス)を使えば、ダイレクトフルフィルメントの売上集計を自動化することができますあらかじめ関数を組んだ Google スプレッドシートに、TēPs でダイレクトフルフィルメントの注文情報を定期的に書き出すことで、売上集計を自動化する仕組みをつくることが可能です

この記事では、商品ごとの直近 7 日・30 日の平均販売個数・売上を自動で集計する方法をご紹介します。

商品ごとの直近 7 日・30 日の平均販売個数・売上が自動で集計される仕組みをつくる

Amazon ダイレクトフルフィルメントで商品ごとの直近 7 日・30 日の平均販売個数・売上を自動で集計する方法

TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

EC 事業者がよく行う業務はテンプレートが用意されており、“商品ごとにダイレクトフルフィルメントの直近 7 日・30 日の平均販売個数・売上を集計する”という業務も、テンプレートを利用することで効率よく設定することが可能です。

テンプレートの紹介

TēPs テンプレート:「Amazon ベンダーセントラル|ダイレクトフルフィルメント注文の直近 7 日と 30 日の平均販売個数・売上を自動集計」

このテンプレートは、以下のプロセスを自動で実行します。

  • 15 分ごとにダイレクトフルフィルメントから注文情報を取得
  • 注文情報を Google スプレッドシートに書き出す
Google スプレッドシートに書き出した注文情報のサンプル

売上集計を自動化する仕組み

このテンプレートでは、ダイレクトフルフィルメントの注文が TēPs によって Google スプレッドシートに自動で書き出されます。一方、書き出された注文情報を集計するのは Google スプレッドシートの関数です。といっても、関数を自分で組む必要はありません

TēPs で用意しているサンプルの Google スプレッドシートには、あらかじめ関数が組まれています。ヘルプセンターのドキュメントを見ながら設定をすれば、誰でも以下のような集計結果を出すことができます。

サンプルはこちらです。
Google スプレッドシートのサンプルを入手

TēPs は受注処理や在庫管理の自動化にも活用できる

ダイレクトフルフィルメントの在庫を自動更新し、売り逃しを防止

TēPs は Google スプレッドシートやキントーン、ネクストエンジンなどから在庫数を取得し、ダイレクトフルフィルメントの在庫を自動更新することができます。これにより、在庫切れによる販売機会の損失を防ぎ、売上アップがねらえます。

株式会社バーデン様は上記の在庫更新機能を活用し、売上を約 2 倍に増やしました。

送り状(配送ラベル)・納品書を自動でダウンロードし、Dropbox にアップロード

送り状や納品書は通常では 100 件までしか一括でダウンロードできず、100 件で実行するとエラーが出ることもありますが、この問題は TēPs で自動化することで解消できます。

ダイレクトフルフィルメント注文をネクストエンジンに自動で起票

ネクストエンジンはダイレクトフルフィルメント注文の自動取込には対応していませんが、TēPs を使えば可能になります。

ダイレクトフルフィルメント以外にも、細かな受注処理や在庫管理を効率化できる便利なテンプレートが 100 以上も用意されています。

EC 運営を効率化するテンプレートは 100 以上

楽天市場や Yahoo!ショッピング、Shopify など、ほかのプラットフォームの売上集計も可能

 

関連記事

     ホーム / ブログ / Amazon ダイレクトフルフィルメントの商品ごとの販売数を自動集計し、売上分析を効率化