キントーン|レコードを取得し Google スプレッドシートに書き出す

できること

2022.11.2

キントーン(kintone)はデータの入力・集計・共有を自動化するアプリを自社でつくれるサービスで、EC 運営においては受注や商品マスタ・在庫マスタの管理に使われるケースが見られます

ところが、キントーンアプリのデータを EC モールや Shopify と連携するといった業務を自動化しようとすると、技術的なハードルが途端に高くなります。たとえば、「キントーン上の在庫マスタから在庫情報を取得し、Shopify の在庫数を更新する」のような業務です。そのため、構築ベンダーへの開発依頼を検討していたり、あきらめて手作業で対応していたりする方もいるのではないでしょうか。

TēPs(テープス)はキントーンの任意のアプリのレコードを取得し、EC モールやカート、ツールと連携して業務を自動化することができます

この記事では、以下のポイントをご紹介します。

  • TēPs で「レコードを Google スプレッドシートに書き出す」という業務を自動化する設定方法
  • TēPs で取得したレコードを活用し、さまざまな業務を自動化する事例

キントーンアプリからレコードを取得して Google スプレッドシートに書き出す方法

TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

また、EC 事業者がよく行う業務はテンプレートにしてご提供しています。“レコードを取得して Google スプレッドシートに書き出す方法”という業務も、テンプレートを利用して設定できます。

実際のテンプレートは、以下のとおりです。

画像 1:TēPs テンプレート「キントーン|レコードを取得し Google スプレッドシートに書き出す」

このテンプレートでは、以下のプロセスを自動で実行します。

  • 15 分ごとにキントーンのアプリからレコードを検索
  • レコードを Google スプレッドシートに書き出す

さらに詳しい設定方法はヘルプセンターをご確認ください。
キントーン|レコードを取得し Google スプレッドシートに書き出す

TēPs では、EC モールやネクストエンジンなどのツールから取得した情報を、キントーンにレコードとして登録することも可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

また、Google スプレッドシートに書き出す以外にも、TēPs で取得したレコードの情報を応用し、さまざまな業務を自動化することができます。以下の活用例もぜひご覧ください。

レコードの自動取得機能の活用例

商品マスタの情報をもとに楽天市場 RMS・Yahoo!ショッピングの商品情報を更新

キントーンアプリ上の商品マスタ情報をもとに EC モールの商品情報を更新することができます

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在庫マスタの情報を楽天市場 RMS・Yahoo!ショッピング・Shopify に反映

キントーンの在庫マスタから在庫情報を取得し、楽天市場 RMS・Yahoo!ショッピング・Shopify に自動で反映することができます。一度設定すれば、15 分おきに最新の在庫数が反映されるようになります。

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https://teps.io/info/rakuten-update-inventory-information-based-on-google-spreadsheet-automatically/

出荷情報を自動連携

アプリ上に登録された発送方法や発送伝票番号などを取得し、楽天市場 RMS や Shopify、ネクストエンジンに反映することができます

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顧客情報にもとづいた CRM 施策

キントーンで顧客管理をしているなら、TēPs で CRM 施策を自動化することもできます。たとえば「購入者が 2 回目の利用だった場合、ネクストエンジンの受注伝票の明細行におまけを追加する」のように、キントーン上の情報を条件とした自動の業務フローを組むことができます。


以上はあくまで一例です。TēPs でできることを知ることで、他にもさまざまな業務を自動化するアイデアが浮かぶかと思います。

TēPs の活用事例は、資料や動画でも知ることができます。

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