Chatwork で EC 運営をラクに!在庫管理や受発注処理のミス・漏れを自動通知で防止

お役立ち

2023.4.26

EC 運営の業務を効率化すれば、単純作業で疲弊したり、締め時間に追われたりといったストレスを大きく減らせます
一方で、「受注処理の完全自動化」のように大きな業務から着手すると、多くの労力と時間がかかってしまいます。

そこでまずは、「1 回の手間が小さく、1 日に何回も行う作業」を探し、自動化してみるのがオススメです。取り組みやすいうえ、確実に効果を実感できます

たとえば、「在庫が切れていないか目視確認」という作業を、「在庫が少なくなったら Chatwork に通知」というように自動化できれば、在庫確認の作業から解放され、ヒューマンエラーも削減できます。

この記事では、皆さんがお使いの Chatwork と EC 特化の自動化ツール「TēPs(テープス)」を使った、取り組みやすく効果を実感しやすい自動化の事例を 4 つご紹介します
記事の後半では、モールのイベント対策や売上集計など、売上や利益率のアップに直結する業務の自動化事例もお伝えします。

TēPs(テープス)とは?

「TēPs(テープス)」は EC 運営の業務自動化に特化したツールです。
モールやカート、受注管理システムや Google スプレッドシート、Chatwork やメールなど、さまざまなサービスを連携し、幅広い業務を自動化できます。
連携サービスの一覧はこちら

TēPs は「ノーコードツール」なので、プログラムのコードを書かずに自動化ができます
ブロックの組み合わせでワークフローをつくれるので、プログラミング経験は必要ありません。

TēPs を無料で試す方法は 2 つ、「14 日間の無料トライアル」「フリープラン」をご利用いただけます。この記事の最下部で詳細をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

受発注の処理漏れやミス、対応の遅れを Chatwork で防止するアイデア

EC 店舗の運営でよくある以下の悩みを、Chatwork を活用して解決するアイデアをご紹介します。

  • 発注漏れで販売の機会損失
  • 出荷漏れで低評価やクレームが発生
  • 特定の注文がないか確認するのが手間

在庫が少なくなったらアラート!発注漏れを防いで売上アップ

売上を伸ばしたいなら、在庫切れを起こすのは厳禁です。

在庫が少なくなった商品を Chatwork に自動で通知すれば、発注漏れを防げます。

在庫数が少なくなった商品を、Chatwork に自動通知

以下のように、在庫数がしきい値を下回ったら「在庫不足」と表示される在庫管理表を、Google スプレッドシートで用意しておきます。

※このシートでは関数で「在庫不足」を自動表示しています。関数はサンプルのシートをご確認ください。

TēPs で、「在庫不足」と表示されている商品を自動で通知すれば、発注漏れを防止できます。
在庫管理表を細かく確認する余裕がないという方にオススメです!

実際に TēPs で Chatwork に通知したメッセージ

ちなみに、楽天市場や Yahoo!ショッピングなどの各店舗から在庫数を取得し、Google スプレッドシートを自動更新することも、TēPs で可能です。

関連記事:
楽天市場 RMS|在庫情報を取得し Google スプレッドシートの在庫数を自動で更新する

💡仕組みをかんたん解説

  • Google スプレッドシートから「在庫不足」の行を検索します。
  • 文面に、商品コードとしきい値、在庫数を追記します。
  • 文面を Chatwork に送信します。

さらに詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
Google スプレッドシート上で EC の在庫管理をして LINE やメールで通知する方法

出荷漏れなど受注処理のミスを防ぎ、低評価レビューやクレームをゼロに

出荷までに時間がかかる商材でありがちなのが、出荷が漏れていてクレームや低評価につながるケースです。

こうしたとき、もし「未発送の注文がありますよ」と自動で Chatwork に通知されれば、出荷漏れを防止できますよね。

注文から ○ 日経っても未発送の注文を通知する

たとえば、注文から 14 日以上が経過していて未出荷の注文を自動で検知し、以下のように通知することができます。

💡仕組みをかんたん解説

  • 「現在から 14 日以上前」で「未出荷」の注文を検索します。
  • 注文の情報を Chatwork に送信します。

ネクストエンジンのほか、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Shopify などの注文も検索できます。

注文を通知する条件を設定して、確認工数の削減とすばやい対応を両立

  • 受注金額が ○ 円以上の注文だったら、おまけを同梱する
  • 支払方法が●●だったら、配送方法を◆◆に変更する

このように、「A の条件で B する」というパターンは数多くありますよね。

すべてのパターンを自動通知すれば、ほかの作業中でもすぐに気づいて対応できるうえ、注文確認の手間もなくなります。

受注金額が ○ 円以上だったら通知する

通知の基準とする金額は自由に設定できます。

Chatwork に通知するほか、「受注金額が ○ 円以上だったら、購入者に特別な文面のサンクスメールを送る」のように、顧客施策の効率化にも活用できます

関連記事:
楽天市場 RMS|注文内容に応じてサンクスメールを自動送信する

💡仕組みをかんたん解説

  • 注文を検索します。
  • 注文金額が基準を上回るか判定します。
  • 上回る場合、注文の情報を Chatwork に送信します。

特定の商品を含む注文を通知する

受注生産品など、特定の商品を含む注文を通知し、すばやい対応を可能にします。

💡仕組みをかんたん解説

  • 注文を検索します。
  • 注文に特定の商品が含まれるか判定します。
  • 含まれる場合、注文の情報を Chatwork に送信します。

モールのイベント対応や売上集計も自動化。EC 運営をもっとラクにする TēPs の活用方法

TēPs が自動化できるのは Chatwork への通知だけではありません。
「セール前後の商品情報の更新」「複数の店舗の売上集計」などの業務も、TēPs で自動化できます。

イベント前後の商品情報を自動で更新し、深夜の手作業をゼロに!

「楽天スーパーSALE」や「お買い物マラソン」など、楽天市場ではイベントが頻繁に開催されますよね。
それぞれのイベントに合わせ、商品名や販売価格などを変更するのは非常に手間がかかります。

そんなイベントごとの商品情報更新も、TēPs で自動化が可能です
深夜に作業したり、更新に時間がかかってやきもきしたりすることもなくなります。

💡かんたん解説

以下のように、商品ごとの更新内容と更新日時を Google スプレッドシートにまとめておきます。
指定の日時になったら TēPs がデータを読み取り、楽天市場の商品情報を自動で更新します。

関連記事:

ユーザー事例

エース株式会社はこの機能を売上アップに活用し、楽天スーパーSALE の売上ギネス記録を樹立しました。

各店舗の売上を自動で集計し、分析や適正在庫の計算を効率化!

売上を集計・分析することで、売上を伸ばすヒントが掴めます
一方で、各店舗の売上データをダウンロードして、表計算ソフトに貼り付け、集計するのは手間がかかります。

TēPs と Google スプレッドシートを組み合わせれば、売上集計だって自動化できます
なかには、集計結果を Chatwork に自動通知しているユーザーも。

💡かんたん解説

あらかじめ関数を設定した Google スプレッドシートに、TēPs で店舗の注文データを書き出します。

関数によって注文データが自動で集計され、直近 7 / 30 日の平均売上や販売個数などの重要な指標を一覧できるようになります。

関数を設定済みのサンプルシートを利用できるので、すぐに試すことができます。

関連記事:

https://teps.io/info/aggrigate-sales-and-average-unit-sales-on-order-reports-from-amazon-seller-central-for-last-seven-and-thirty-days/

入金の催促や発送完了の報告など、顧客へのメール送信を自動化

未入金が続く顧客への催促メールや、発送完了のお知らせなど、顧客にメールで連絡する機会は多いのではないでしょうか。

TēPs で自動化すれば、コピペ作業から解放され、名前の書き間違いなどのミスもなくせます

関連記事:

ユーザー事例

株式会社ベストワンは、既存のツールでは不可能だった、細かな条件でのメール自動送信を TēPs で実現しています。

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