Amazon セラーセントラルの売上をスプレッドシートで自動集計する

売上分析には以下のようなメリットがあります。

• 商品ごとの販売傾向を把握できる
• 適正在庫がわかるので、過剰在庫による値下げ販売や、在庫切れによる売り逃しがなくなる

しかし、売上データを取得し、Google スプレッドシートに貼り付けるなどの作業を、手間に感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、TēPs（テープス）を活用し、セラーセントラルの売上を自動集計するシステムをつくっていきます。完成すれば、Google スプレッドシートで、商品ごとの直近 7 日・30 日の平均販売個数・売上を確認できるようになります。

＜TēPs とは？＞
TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

「無料トライアル」か「フリープラン」で、無料でお試しいただけますので、記事を見ながら自動化にトライしてみてください。

セラーセントラルの売上を、Google スプレッドシートで自動集計する方法

以下の仕組みで自動集計を行います。

1. TēPs でセラーセントラルの注文レポートを取得し、Google スプレッドシートに書き出す
2. Google スプレッドシートで設定した関数で、売上が自動集計される

2 は、以下から関数設定済みのサンプルをご利用いただけるので、設定は不要です。
サンプルのシートを入手

1. セラーセントラルの注文レポートを Google スプレッドシートに書き出す

TēPs は、EC 事業者がよく行う業務のワークフローをテンプレート化しています。ここでは、以下のテンプレートを利用します。

このテンプレートでは、以下の流れで処理が実行されます。

• 15 分ごとにセラーセントラルから注文レポートを取得
• レポートのデータを Google スプレッドシートに書き出す

テンプレートを利用し、サンプルの「TēPsから書き出すシート」に、注文レポートの情報を書き出します。

テンプレートの詳細な設定方法は、ヘルプセンターをご覧ください。
Amazon セラーセントラル｜注文レポートを取得し、直近 7 日と 30 日の平均販売個数・売上を自動集計

2. 書き出した注文を、関数で集計する

サンプルの「集計シート」に、以下のように集計結果が表示されているはずです。

サンプルのシートはこちらから入手できます。
サンプルのシートを入手

TēPs は、ワークフローを最短 15 分おきに定期実行できます。

1 のワークフローを定期実行（※）しておけば、新しい注文が常に Google スプレッドシートに書き出されるため、集計シートの情報は自動で更新されます。

※ 定期実行は有料プラン専用の機能です。無料トライアルでお試しいただけますので、ご検討ください。

TēPs × セラーセントラルのその他の活用事例

ほかにも、TēPs はセラーセントラルのさまざまな業務効率化に活用できます。

注文レポートを CSV ファイルで FTP サーバーにアップロード

取得した注文レポートは、CSV または TSV 形式で FTP サーバーにアップロードできます。AMTU の注文レポートのダウンロード機能の代替として、基幹システムへのデータ連携などに活用いただけます。

Amazon の注文レポートを CSV 化し、自動で FTP サーバーにアップロード

出品中の商品価格とカートボックス価格を一覧化し、価格設定を効率化

出品中の商品の価格と、現在のカートボックス価格を Google スプレッドシートに書き出すことができます。また、こちらのテンプレートをアレンジすることで、「カートボックス価格が出品価格を下回ったらチャットツールに通知」のような処理を追加することも可能です。

Amazon で SKU ごとの出品価格とカートボックス価格を Google スプレッドシートに自動で書き出す

Yahoo!ショッピングや楽天市場、Shopifyなど、ほかのプラットフォームの売上集計も可能

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Amazon セラーセントラルの効率化事例の一覧はこちら

各種レポートの取得や、価格調整に役立つカートボックス価格の取得など、業務カテゴリごとに活用事例をまとめています。

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過去に開催したセミナーの録画と資料をご覧いただけます。

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