キントーンの商品マスタから、楽天市場 ・Yahoo!ショッピング などのモールやカートへ自動で商品登録する

できること

2022.11.25

キントーン(kintone)はデータの入力・集計・共有を自動化するアプリを自社でつくれるサービスで、EC 事業者にも広く利用されています。

たとえば、キントーンにつくった商品マスタをもとに、楽天市場や Yahoo!ショッピングなどの店舗に商品登録を行うといったケースがあります。商品登録に必要なデータ項目はモールやカートによって異なるため、マスタがあることで登録内容を統一でき、管理も楽になります。

一方で、商品登録の際はやや手間がかかります。登録する商品の情報をマスタからエクスポートし、登録先のフォーマットに合わせて CSV ファイルを作成、アップロードという工程が必要です。

TēPs(テープス)はキントーンから任意のレコードを取得して CSV ファイルに変換し、自動で FTP サーバーにアップロードすることができます。これにより、楽天市場・Yahoo!ショッピングといったモールやカートに商品マスタから商品登録する作業の自動化が可能になります。

キントーンの商品マスタから取得した情報を CSV ファイルに加工し、FTP サーバーへ自動でアップロードする方法

TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

また、EC 事業者がよく行う業務はテンプレートにしてご提供しています。“キントーンの商品マスタから取得した情報を CSV ファイルに加工し、FTP サーバーへアップロードする”という業務も、テンプレートを利用して自動化の設定が可能です。

実際のテンプレートは、以下のとおりです。

画像 1:TēPs テンプレート「キントーン|レコードをもとに CSV ファイルを FTP サーバーにアップロードする」

このテンプレートでは、以下のプロセスを自動で実行します。

  • 15 分ごとに Google スプレッドシートをクリア
  • キントーンのアプリからレコードを検索
  • レコードを Google スプレッドシートに書き出す
  • レコードに繰り返し処理を防ぐためのフラグを立てる
  • Google スプレッドシートを CSV ファイルに変換する
  • CSV ファイルを FTP サーバーにアップロードする

たとえば、以下のように各モール・カートへの商品登録用の情報をまとめて入力した商品マスタを用意しておきます。

Google スプレッドシートの各列に、商品マスタのどの項目を書き出すか選択していきます。

あとは Google スプレッドシートが自動で CSV ファイルに変換され、FTP サーバーへアップロードされることで商品登録が完了します。

一度登録した商品のレコードには、重複登録を防ぐためにフラグを立てておきます。これにより、フラグを立てたレコードは次回以降のレコード検索結果から自動的に除外されます。

さらに詳しい設定方法はヘルプセンターをご確認ください。
キントーン|レコードをもとに CSV ファイルを FTP サーバーにアップロードする

また、TēPs を活用することで各 EC モール・カート・プラットフォームの受注をキントーンに自動で集約する仕組みをつくることも可能です。このシステムがあれば、過去の売上データとの比較分析や売上の推移の可視化などが容易になります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

こちらの記事の後半には、キントーンで TēPs を活用するユースケースを多数掲載しています


そのほかの TēPs の活用事例をスライドと動画でご紹介しています。

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