創業 2 年目に受注が急増!「人を増やさずに乗り切れたのは TēPs で自動化したおかげ」|ビーチアクセス合同会社
今回お話を伺ったのは、ビーチアクセス合同会社の小山岳則さんです。創業 2 年目となる同社は、価格と質にこだわった初心者向けソフトサーフボード等の販売を手がけます。
小山さんがアマゾンジャパン時代の経験をもとに始めた現在の事業は、今年の夏に急成長を遂げ、前年とは比べ物にならない数の受注が舞い込みました。対して当時の人員は小山さんを含む数名のみ。
そこで人を増やさずに対応しきれたのは、TēPs で受注処理を自動化したおかげだったと小山さんは語ります。
もくじ
アマゾンジャパンでの経験を糧に、初心者向けソフトサーフボードの EC をスタート
—自己紹介をお願いします。
私はもともとサラリーマンで、コンサルティングや銀行、保険などのさまざまな業界を経験した後に、アマゾンジャパンでおもちゃ系のカテゴリを長いあいだ担当していました。その次に勤めた会社がコロナ禍でリモートワークになったタイミングで、アマゾン時代の経験を活かし、副業として現在の事業のテストマーケティングを始めました。
—現在の事業内容を教えてください。
弊社では、主に初心者サーファーを対象に、コストパフォーマンスの高いソフトサーフボードとサーフィン関連用品を企画し、オンラインで販売しています。
きっかけは、私が初心者だったころに苦労した経験にあります。ネットでサーフボードを探していると、出てくる情報の多くは上級者向けで、初心者の私が理解できる情報があまりありませんでした。たとえば、どんなサーフボードだったら自分でも乗れて、乗っていて楽しいのかといった、初心者にとって大切な情報を見つけにくかったんです。そういった情報を、画像や動画、テキストなどできちんと伝えられるようなオンラインストアをつくりたいと思いました。
副業として 1 年ほど続けたのち、昨年に会社を辞めて専任体制になったので、まだ創業して 2 年ほどです。
ちなみに、サラリーマンを辞めてから沖縄に移住してきたのですが、これには理由があります。僕らの考え方のひとつに「なるべくリーズナブルに良いものを提供しよう」というものがあります。実は、商品の写真や動画を海で撮影する場合、外注するとかなりお金がかかります。しかし、沖縄なら自分たちで撮影しても映える写真が撮りやすいので、その分を商品価格に還元できる。また、D2C のビジネスモデルによって、海外の大手ブランドとも同等の品質の商品を、できるだけリーズナブルな価格で、ネットで便利に購入できる仕組みを実現しました。
事業の成長とともに受注が急増!「人を増やさずに乗り切れたのは TēPs のおかげ」
—これまでに苦労したことを教えてください。
会社勤めを辞めてからは毎月貯蓄が減っていくので、不安との戦いでしたね。
また、少人数の会社なのでリソースが足りず、オペレーションの自動化が肝でした。たとえば、人が少ないのでダブルチェックをしている余裕はありませんが、かといって人員を増やす余裕もありません。ですので、初めは手作業を減らすというよりも、ミスを減らすために自動化しようとしていました。
—そのために導入したツールなどはありますか?
販路を Amazon から楽天市場と Shopify にも拡げたのを機に、ネクストエンジンを導入しました。あとは出荷自動化のシッピーノも導入しており、シッピーノからのメールで TēPs を知りました。(※)
※ テープス株式会社は 2022 年 4 月 1 日にシッピーノ株式会社から新設分割しました。
当時は TēPs がリリースされてまもない時期でしたが、サービスの進化を期待して導入を決めました。現在、新しい機能やテンプレートが次々に追加されていくスピード感は、まさに期待通りです。もっと追加してほしい機能は当然ありますが、現時点でも費用対効果は非常に高く、とても助かっています。
機能面だけでなく、親切丁寧でスピード感のあるサポートも非常に頼もしい存在です。
今年の夏は去年からは想像もできないくらい多くの受注をいただきましたが、そこで人を増やさずに受注処理の対応ができたのは、TēPs のおかげです。
—TēPs をひとことで例えるとどんな存在でしょうか。
キャパシティに限りのない事務員さんがひとり入ってきたという感じ。本来なら自分が時間を使うか人を雇っているはずの定型業務を、低価格で全部やってもらっているという感覚です。
ほかの業界の“当たり前”を、サーフィン業界の“当たり前に”
—今後の事業展開について教えてください。
上級者向けのこだわりのあるサーフボードもいいですが、私たちは初心者から中級者向けのベーシックな商品を、高いコストパフォーマンスで多くの人の手に届けたいと思っています。そのために、今後は取り扱い商品の幅を拡大し、さらなるオペレーションの効率化を進めます。そして、「海や自然が好きな人たちがサーフィンとビーチで過ごす時間を手軽に楽しめるようにする」という私たちのミッションを実現していきます。
また、サーフィン業界は業界特有の背景や商品特性もあり、ほかの業界に比べて EC のサービスレベルが追い付いていないと感じるところがあります。たとえば、商品説明の文言が情緒的でわかりにくかったり、画像や動画が充実していなかったりということが見受けられます。また、サーフボードは大型商品ということもあって営業所止め配送が多く、ご自宅に直接届けられないことがあります。そうした問題を私たちは解決し、EC の購買体験をほかの業界と同じ水準まで引き上げていきたいと思っています。
—ありがとうございました。
リンク
Beachaccess 公式サイト:https://beachaccesssurf.com/
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