Shopify|前月の注文金額に応じて顧客ランクのタグを付与する
EC の CRM 施策のひとつに、顧客ランクの活用があります。一定期間内の購入金額や購入回数に応じて顧客にランクを付与し、ランクに応じてさまざまな特典を提供することで、顧客のロイヤリティを向上させるねらいがあります。
Shopify では、顧客ランクを顧客タグに付与する運用をしているマーチャントもいます。しかし、購入実績の集計結果をもとに、手動で顧客ランクを割り振るのは大きな工数がかかります。また、Shopify の標準機能では、顧客ごとの注文回数や注文金額は現在までの累計の数値しか出せないため、期間を指定する場合は手動で集計しなくてはなりません。
TēPs(テープス)なら、任意のルールにのっとった顧客ランクのタグ付けを自動化することができます。この記事では、前月の購入金額の合計を基準に、顧客ランクの顧客タグを自動で付与する方法をご紹介します。
Shopify で前月の購入金額に応じて顧客ランクのタグを付与する方法
TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。
EC 事業者がよく行う業務はテンプレートが用意されており、“前月の購入金額に応じて顧客ランクのタグを付与する”という業務も、テンプレートを利用することで効率よく設定することが可能です。
テンプレートは以下です。
このテンプレートでは、以下のプロセスを自動で実行します。
- 毎月 1 日の 0 時に顧客を検索
- 顧客ごとの注文を検索
- 注文をもとに前月の購入金額の合計を算出
- Google スプレッドシートを検索し、購入金額の合計に応じた顧客ランクを取得
- 顧客ランクを顧客タグとして付与
以下のように、集計開始日と集計終了日を月ごとにまとめたワークシート(画像 2)と、購入金額ごとの顧客ランクのワークシート(画像 3)を Google スプレッドシートに用意しておきます。
さらに詳しい設定方法はヘルプセンターをご覧ください。
Shopify|前月の注文金額をもとに顧客ランクのタグを付与する
※ 上記テンプレートの利用には、事前に集計対象の注文に顧客 ID をタグ付けしておく必要があります(画像 4)。顧客 ID のタグ付けは以下の記事で紹介するテンプレートで自動化できますので、併用がオススメです。
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