Salesforce などの SaaS や DB から顧客情報を取得し、ソーシャルPLUS から LINE メッセージを送信する

できること

2022.11.25

注文確認や発送完了をメールではなく LINE で通知する EC 店舗が増えていますが、そうした場合によく利用されているのがソーシャルPLUS です。ソーシャルPLUS は顧客への LINE メッセージの送信機能だけでなく、SNS アカウントで Web サイトにログインできる「ソーシャルログイン」という機能も備わっており、顧客との関係構築に大きな強みを持っています

ところが、EC サイトが自社開発であるなどの理由で顧客情報を管理している DB がソーシャルPLUS に連携していない場合、ソーシャルPLUS から LINE メッセージの送信ができません。

TēPs(テープス)は、CData Connect Cloud が接続している DB や、ERP・CRM ツールの顧客情報をもとに、ソーシャルPLUS で LINE メッセージを送信することができます

顧客情報を CData Connect Cloud に連携する方法

SalesforceHubSpot など、CData Connect Cloud が接続するサービスのデータを TēPs で取得するには、CData Connect Cloud 上で OData テーブルを作成しておく必要があります。以下のページには、CData Connect Cloud の接続サービスごとの OData との連携方法が掲載されています。

OData データ連携ガイドおよびチュートリアルのリスト

CData Connect Cloud の OData テーブルから顧客情報を取得し、LINE メッセージを送信する方法

上で作成した OData テーブルを TēPs で取得し、ソーシャルPLUS に連携して LINE メッセージを送信する方法をご紹介します。

TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

また、EC 事業者がよく行う業務はテンプレートにしてご提供しています。“CData Connect Cloud の OData テーブルから顧客情報を取得し、LINE メッセージを送信する”という業務も、テンプレートを利用して自動化の設定ができます。

実際のテンプレートは、以下のとおりです。

画像 1:TēPs テンプレート「ソーシャルPLUS|CData Connect Cloud の OData テーブルの情報をもとに、LINE のテキストメッセージを送信する」

このテンプレートでは、以下のプロセスを自動で実行します。

  • 15 分ごとに CData Connect Cloud の OData テーブルからレコードを検索・取得
  • レコードの情報をもとにソーシャルPLUS で ID を指定し、LINE のテキストメッセージを送信
  • OData テーブルに LINE メッセージ送信済みのフラグを立てる

以下のように、TēPs で設定した任意のメッセージを送信することができます。

TēPs で取得した値(エコー)を用いて文面を作成できる

フレーズを以下のように変更すれば、キントーンの顧客情報を参照し LINE メッセージを送信することも可能になります。

さらに詳しい設定方法はヘルプセンターをご確認ください。
ソーシャルPLUS|CData Connect Cloud の OData テーブルの情報をもとに、LINE のテキストメッセージを送信する



スライドと動画にて、TēPs の連携サービス別の活用事例をご紹介しています。

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