Yahoo!ショッピング|配送情報を更新し、ステータスを「出荷済み」に変更
![](https://teps.io/wp-content/uploads/2022/11/t111_eyechatch.png)
Yahoo!ショッピングでは、出荷が完了した注文に配送会社や配送伝票番号などの情報を入力し、ステータスを「出荷済み」に変更する必要があります。この一連の作業は「出荷済み処理」と呼ばれ、完了すると顧客に出荷通知メールが送信される仕組みです。
しかし、出荷済み処理には以下のような手順が必要で、注文を 1 件ずつ手作業で処理している事業者にとっては大きな負担です。
「出荷済み処理」完了までの一般的な業務フロー
- 出荷可能な注文データを出荷元倉庫に共有
- 出荷が完了した注文のデータを倉庫側から受領
- 受領したデータをもとに管理画面で注文を検索
- 受領したデータをもとに注文に配送情報を入力し、ステータスを「出荷済み」に変更する
また、出荷すべき注文のデータの共有漏れや、配送情報の入力ミスなどのヒューマンエラーが発生するリスクもあります。
TēPs(テープス)を使うと、たとえば、以下のような業務フローで「出荷済み処理」を自動化することができます。
TēPs を導入した「出荷済み処理」完了までの業務フロー
- あらかじめ倉庫側と Google スプレッドシートを共有
- 出荷可能な注文の情報を、TēPs が共有の Google スプレッドシートに自動で書き出し
- 出荷が完了した注文の配送情報を、倉庫側の担当者が共有の Google スプレッドシートに記入
- 共有の Google スプレッドシートの情報を TēPs が取得し、出荷済み処理を自動で完了
このように手作業がほぼ削減できれば、担当者の負担を軽減しつつ、他の作業のための時間を確保できます。また、ヒューマンエラーの発生リスクが減るため、オペレーションの安定化が期待できます。
この記事では、TēPs で Yahoo!ショッピング注文の配送情報を更新し、ステータスを自動で「出荷済み」にする方法をご紹介します。
Yahoo!ショッピング注文の配送情報を更新し、ステータスを自動で「出荷済み」にする方法
TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。
また、EC 事業者がよく行う業務はテンプレートにしてご提供しています。“Yahoo!ショッピング注文の配送情報を更新し、ステータスを自動で「出荷済み」にする”という業務も、テンプレートを利用して自動化の設定が可能です。
実際のテンプレートは、以下のとおりです。
![](https://teps.io/wp-content/uploads/2022/11/testing.tetra_.services_phrases_881d57a6-6df2-4d45-9272-b9c780ca6131_optimized.png)
このテンプレートでは、以下のプロセスを自動で実行します。
- 15 分ごとに Google スプレッドシートから注文に対応する配送情報を取得
- 該当の注文に配送情報を入力し、ステータスを「出荷済み」に変更
- Google スプレッドシートを更新
あらかじめ以下のように、注文 ID と配送情報が入力された Google スプレッドシートを作成しておきます。
![](https://teps.io/wp-content/uploads/2022/11/docs.google-1-1_optimized.png)
先ほどご紹介した業務フローを組むことで、このような Google スプレッドシートも手間をかけずに作成することができます。
TēPs を導入した「出荷済み処理」完了までの業務フロー
1. あらかじめ倉庫側と Google スプレッドシートを共有
2. 出荷可能な注文の情報を、TēPs が共有の Google スプレッドシートに自動で書き出し
3. 出荷が完了した注文の配送情報を、倉庫側の担当者が共有の Google スプレッドシートに記入
4. 共有の Google スプレッドシートの情報を TēPs が取得し、出荷済み処理を自動で完了
「2. 出荷可能な注文の情報を、TēPs が共有の Google スプレッドシートに自動で書き出し」は以下の記事のテンプレートで実現できます。
他にも、TēPs は Google スプレッドシート以外のさまざまなプラットフォームからデータを取得することができます。たとえば、EC 運営のデータ管理によく利用されている「キントーン(kintone)」もそのひとつです。
また、CData Connect Cloud との連携機能を利用すれば、Salesforce や Airtable など、100 以上の SaaS や DB から配送情報を取得することも可能です。
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