Qoo10|ネクストエンジン受注伝票の配送情報をもとに、発送処理をする

できること

2023.2.6

ネクストエンジンには Qoo10 の注文から受注伝票を自動で起票する機能がありますが、取込後は、取込元の注文と受注伝票で情報が同期されません。この仕様により、Qoo10 とネクストエンジンのデータ連携に手間がかかっているのではないでしょうか。

たとえば注文の出荷が完了したとき、ネクストエンジンの受注伝票に配送情報を入力し、出荷確定処理を行う必要があります。この配送情報は Qoo10 の注文に自動で同期されないため、Qoo10 の注文にも発送日や配送会社、送り状番号を入力する「発送処理」を行わなければなりません。こうした作業を、各注文の出荷が完了するたびに手動で行うのは工数がかかるうえ、入力ミスなどのヒューマンエラーも起きかねません。

TēPs(テープス)は、ネクストエンジン受注伝票の配送情報を取得し、対応する Qoo10 注文の発送処理を自動で行うことができます。この記事では、その方法をご紹介します。

ネクストエンジン受注伝票の配送情報をもとに、Qoo10 注文の発送処理を自動で行う方法

TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

EC 事業者がよく行う業務はテンプレートが用意されており、“ネクストエンジン受注伝票の配送情報をもとに、Qoo10 注文の発送処理を行う”という業務も、テンプレートを利用することで効率よく設定することが可能です。

テンプレートは以下です。

TēPs テンプレート「Qoo10|ネクストエンジン受注伝票の配送情報をもとに、発送処理を行う」

このテンプレートでは、以下のプロセスを自動で実行します。

  • 15 分ごとに、受注状態区分が「出荷確定済(完了)」と等しいネクストエンジンの受注伝票を検索
  • Google スプレッドシートの情報を取得し、受注伝票の「発送方法」を Qoo10 に対応する「配送会社」に変換
  • Qoo10 の注文の発送処理を実行

プロセスの解説

ネクストエンジンの受注伝票のうち、出荷が完了しているものを絞り込み検索

出荷済みの受注伝票を検索するため、TēPs では以下のように条件を設定しています。ほかにも、受注伝票のさまざまな項目を検索条件にできます。

「受注状態区分」が「出荷確定済(完了)」の受注伝票を検索する設定

Google スプレッドシートと連携し、ネクストエンジン受注伝票の「発送方法」を Qoo10 の「配送会社」に変換

ネクストエンジンと Qoo10 では、配送会社名の表記が異なります。そのため、ネクストエンジン受注伝票の発送方法をそのまま Qoo10 注文に連携した場合、発送処理が正常に行われません

そこで、配送会社ごとのネクストエンジンと Qoo10 の表記の対応表を Google スプレッドシートに用意し、表記を変換します。

詳しい設定方法は、ヘルプセンターをご確認ください。
Qoo10|ネクストエンジン受注伝票の配送情報をもとに、発送処理を行う

ネクストエンジンの出荷確定処理も自動化できる

上記のテンプレートでは、出荷確定済みのネクストエンジン受注伝票を検索し、対応する Qoo10 注文の発送処理を自動化していました。そのため、前もってネクストエンジンの受注伝票を出荷確定処理する必要がありますが、この処理も TēPs で自動化することが可能です。


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