ネクストエンジン|出荷元を楽天スーパーロジスティクスと自社倉庫で自動に振り分ける方法

できること

2020.5.12

商品の大きさによって、楽天スーパーロジスティクス(以下:RSL )出荷と自社出荷で分ける運用をしている場合、出荷元を間違えないように気を使ったり、締め時間に間に合わなくなり、商品の発送が遅れてしまう恐れがあります。

ここでは、ネクストエンジンをお使いの方に向けて、SKU によって RSL 出荷か自社出荷を自動で振り分ける方法について紹介します。


この記事を読むことで作業の手間や精神的ストレスの解消につながれば幸いです。

RSL か自社倉庫の出荷元を手動で振り分けるのは大変

下記の理由から商品を自社で送っている人は多いと思います。

  • RSL が対応している「ゆうパケット」より安い配送方法で出荷したい
  • RSL が対応していない領収書同封希望の場合
  • セット商品でラッピングや熨斗希望の場合

こういった自社倉庫と RSL との使い分けをする際、
多くの人がネクストエンジンの「商品分類タグ」や「受注分類タグ」の機能を使っているのではないでしょうか。

具体的には「商品分類タグ」で「 RSL 出荷」「自社出荷」のようにそれぞれの商品にタグを付与して、伝票を抽出します。その後、受注単位でタグを付与できる「受注分類タグ」を使用し、各倉庫へ出荷依頼を出す方法です。

NE画面「SKUに応じてタグ付け」
画像 1:ネクストエンジン画面「 SKU に応じてタグ付け」

しかしこの作業は、手間がかかるのに加え、締め切り時間までに間に合わせないといけないためミスが許されないというプレッシャーもあります。

もしも締め切り時間を過ぎて出荷依頼先の倉庫に商品がなかった場合、出荷不能となり、もう一度同じ作業をしなければいけません。

また、発送ができたとしても、商品が顧客に届くのが遅れてしまうなど問題が発生することもあります。


この出荷元倉庫の振り分けはネクストエンジンの機能では自動化できませんが、TēPs を活用することで SKU によって出荷元の倉庫を自動で振り分けられるようになります。

出荷元倉庫の振り分けを自動で行うことで、先ほどのようなミスやそのプレッシャーから解放され、今まで仕方なく行っていたルーティーンワークが一つ無くなります。


次の章では、TēPs で具体的に、出荷元を RSL か自社倉庫に自動で振り分ける方法について詳しく紹介していきます。

RSL か自社倉庫の出荷元を自動で振り分けられる「TēPs(テープス)」とは

TēPs は、ネットショップ運営者がさまざまなサービスや条件を組み合わせて、ノーコードでオリジナルの業務効率化ツールを作れるクラウドサービスです。

非エンジニアでも、日々のタスクを自動化するツールを自分で簡単に作れます。

また、ネットショップの運営をする上で一般的に発生するさまざまなタスクはあらかじめテンプレート化されており、テンプレートに沿って必要な情報を埋めていくだけで、今日からでもすぐに作業の自動化が可能になります。

では、実際に TēPs を使ってどのように自動化するのか紹介していきます。

Tetraテンプレートイメージ「SKUによって出荷元自動振り分け」
画像 2:TēPs テンプレートイメージ「 SKU によって出荷元自動振り分け」

ここでは以下の流れを実行しています。

  • Google スプレッドシートから、出荷元倉庫を読み込み
  • ネクストエンジン伝票に[出荷元倉庫]のタグを付与。

一項目ずつ詳しく説明します。

Google スプレッドシートから出荷元を読み込み

あらかじめ用意した Google スプレッドシートから、商品コードと配送元が「自社出荷」か「RSL 出荷」なのかを読み取ります。

画像 3:Google スプレッドシート「商品コードと配送元」

ネクストエンジン伝票に[出荷元倉庫]のタグ付与

ネクストエンジンの受注伝票の中の受注タグに、前項目のとおりに「自社出荷」と「 RSL 出荷」で振り分けて付与します。もし、複数商品購入時に、出荷元倉庫が異なる場合は、「複数倉庫」というタグをつけます。

出荷元倉庫が複数またがっているっている商品に気づけるようにしておくためです。


出荷元倉庫が複数になってしまった場合、自社出荷するのが決定しているのであれば「自社出荷」というタグに変更も可能です。

伝票を分割したい場合には、商品分類タグで「出荷元倉庫」を指定しておくことで、自動で伝票分割が可能になります。詳しくは以下の記事をご確認ください。

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