Easy Ship対象注文にネクストエンジン上でタグを付与する

できること

2025.4.16

Amazon の新しい配送方法として、一部セラーへの導入が始まっている Easy Ship。注目すべき特徴は以下の 3 つです。

  • 配送コストがリーズナブル
  • プライム配送に対応
  • Amazon によるカスタマー対応

検討を始めている方もいらっしゃるかと思いますが、その一方で、現在のオペレーションにどのように組み込むかを考える必要がありますよね。

たとえばネクストエンジンを導入している場合なら、

  • Easy Ship 注文と、通常出荷の注文をどのように区別するか
  • Easy Ship 注文と通常注文を分けて集計したい

などが考えられます。

そこで今回は、上記のケースに有効な方法として、「Easy Ship 対象の受注伝票に受注分類タグを付与」という業務をテープスを活用して自動化するをご紹介します。

TēPs(テープス)とは?
さまざまなサービスをつなぎあわせ、EC の業務を自動化するツールです。
ブロックを組み合わせて設定するので、プログラミングの経験は必要ありません。
自社の業務を自社でどんどん自動化できるようになります。
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この業務を自動化するメリット

  • Easy Ship 対象と通常注文を区別して管理できる
  • Easy Ship の実績のみに絞って集計できる

Easy Ship タグを付与できるため、通常の受注伝票と明確に区別することが可能になります。そのため、出荷依頼をする場合や、テープスで配送方法を変更する場合などに、Easy Ship 対象だけを除外できるようになります。

自動処理の大まかな流れ

テープスでフレーズ(ワークフロー)を構築し、以下の流れで処理を実行します。

  • Amazon の注文情報を取得する
  • Easy Ship 対象か判定する
  • Easy Ship 対象の場合、対応するネクストエンジンの受注伝票を検索する
  • 受注伝票にタグを付与する

Easy Ship 対象かどうかは、注文情報に含まれる「EasyShipShipmentStatus」の値の有無によって判定することができます。

実際のフレーズ(ワークフロー)

下記の画像を参考に、フレーズを構築してみてください。フリープランのアカウントは以下から発行いただけます。
フリープランアカウントの発行はこちら

Amazon の注文情報を取得

注文検索の条件を「未出荷」かつ「出品者出荷」とすることで、処理の対象外である注文が含まれる件数を最小限に抑えています。全体の処理時間の短縮が見込めます。

Easy Ship 対象か判定

「EasyShipShipmentStatus」が空でない場合、Easy Ship 注文とみなすことができます。

Easy Ship対象か判定するブロックの設定

ネクストエンジンの受注伝票にタグを付与

対象の注文に、「Easy Ship」という受注分類タグを付与します。

受注分類タグを付与する設定

フレーズの全体

Easy Ship対象注文にネクストエンジン上でタグを自動付与するテープスのワークフローのキャプチャ

応用の活用事例

Easy Ship の実績を Google スプレッドシートで自動集計

「Easy Ship」タグがついた受注伝票だけを Google スプレッドシートに書き出し、自動集計されるように関数を入れておけば、すぐに実績を確認できるシートの完成です。

参考記事

EC 運営の効率化なら、何でもご相談ください

テープスは、ブロックの組み合わせによって、できることが無数に広がります。ブログで紹介しきれない事例も多数ありますので、やりたいことや課題感をお気軽にぶつけてください!
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