Salesforce など 100 以上の SaaS・DB に、ネクストエンジンや楽天市場 RMS、Shopify などのデータを自動で登録

できること

2022.12.16

商品や受注などのデータは一か所にまとめておく方が管理・運用のコストが小さくなりますが、データが分散してしまっているケースも見られます。たとえば、一部の販売チャネルの受注データが、利用している受注管理ツールに自動で連携できない場合です。EC モールや Shopify などのデータは受注管理ツールに集約している一方で、自社開発した EC サイトや電話、カタログギフトの注文など、受注管理ツールに自動で連携できないデータは別の DB で管理しているという事業者もいます。

TēPs(テープス)は楽天市場 RMS や Shopify などの EC プラットフォームや、ネクストエンジンから取得したデータを、CData Connect Cloud が接続している 100 以上の SaaS・DB(※)に自動で追加することができます。もちろん、DB から取得したデータを別の DB に追加することも可能です。

※ CData Connect Cloud が接続しているサービスの一覧はこちらです。
CData Connect Cloud|データコネクタ

この記事では、TēPs で取得したデータを CData Connect Cloud と接続しているサービスに登録する方法をご紹介します。

CData Connect Cloud の接続サービスに TēPs で取得したデータを登録する方法

Salesforce など、CData Connect Cloud と接続する SaaS や DB に TēPs からデータを追加する仕組み

TēPs では、CData Connect Cloud の OData テーブルにレコードを追加する機能を利用し、Salesforce などの SaaS や DB にデータを連携することができます。そのため、データを追加したいサービスの OData テーブルをあらかじめ CData Connect Cloud で作成しておく必要があります。詳しくは以下のページをご覧ください。

OData データ連携ガイドおよびチュートリアルのリスト

CData Connect Cloud の接続サービスに TēPs で取得したデータを追加する具体的な方法

TēPs は EC を運営する担当者がさまざまなサービスや機能を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを作れるノーコードクラウドサービスです。プログラミングの経験がなくても、日々の業務を自動化するツールを自分で作ることができます。

先述のとおり、OData テーブルにレコードを更新する機能を使い、以下のようにフレーズ(※)を構築します。
※ TēPs では自動化のワークフローのことを「フレーズ」と呼びます。

画像 1:TēPs で取得したデータを OData テーブルに追加するフレーズ

画像 1 の ☆ の部分で、SaaS や DB に追加したいデータを取得します。たとえば、☆ に「楽天市場 RMS|受注を検索」ノート(※)を入れれば、楽天市場 RMS の注文情報を取得できます。
※ ノートはフレーズを構成するパーツで、それぞれ固有の機能を持ちます。

画像 2 :「楽天市場 RMS|受注を検索」ノート

「OData テーブルレコードを追加」ノートでは、データを追加する OData テーブルを選択できます。

画像 3 :「CData Connect Cloud|OData テーブルレコードを追加」ノート

これが、TēPs で取得したデータを、CData Connect Cloud を介して Salesforce などの SaaS や DB に追加する方法です。別途、一度追加したデータが重複して追加されないような処理を加える必要はありますが、上記のフレーズが基本のかたちとなります。

SaaS・DB から別の SaaS・DB にデータを追加することも可能

「OData テーブルを検索」というノートでは、CData Connect Cloud の OData テーブルのデータを検索・取得することができます。

画像 4 :「CData Connect Cloud|OData テーブルを検索」ノート

画像 1 の ☆ の部分をこちらのノートに置き換えることで、たとえば Salesforce のデータを別の SaaS・DB に追加するという処理が自動化できるようになります。ちなみに、TēPs には EC 事業者によく使われるフレーズのテンプレートが用意されており、先ほどの “OData テーブルの情報を別の OData テーブルに追加する” というフレーズもテンプレートが利用できます。

画像 5 :TēPs テンプレート「CData Connect Cloud|OData のテーブル情報を取得し、別の OData テーブルにレコードを追加する」

こちらのテンプレートの設定ドキュメントには具体例を交えた詳細な説明がありますので、気になる方はぜひそちらもご覧ください。
CData Connect Cloud|OData のテーブル情報を取得し、別の OData テーブルにレコードを追加する

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