時間外・休日のイベント対応を自動化｜株式会社ZENB JAPAN

「ZENB（ゼンブ）」は、「『食べる』のぜんぶを、あたらしく。」をコンセプトに、植物を可能な限りまるごと使った食で、おいしくてカラダにいい、人と社会と地球の健康に貢献する、未来に向けたウェルビーイングな食生活を提案するブランドです。野菜や豆といった植物のおいしさと栄養を、可能な限りぜんぶ閉じ込めた、おいしくて健康的な商品を開発しています。

モール店舗の商品管理やイベント対応に従事する、株式会社 ZENB JAPAN の笠原（かさはら）さまにお話を伺いました。

楽天市場のイベント対応での、ミスや作業漏れに課題

—事業内容を教えてください。

ZENB は、ミツカングループの新規事業で、小麦や米よりもヘルシーで地球にもやさしい黄えんどう豆を使った「ZENBヌードル」「ZENBブレッド」といったグルテンフリーの主食や、普段食べずに捨ててしまう芯や皮まで、まるごと野菜を使った「ZENBスムージー」「ZENBスティック」などの商品を販売しています。

D2C 事業である ZENB は、自社サイトを運営してお客様に商品を直接販売していますが、最近は Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・Qoo10 といったモールにも購入できる場所を増やしています。

—当初はどのような課題がありましたか。

やはり、モールなどの販売チャネルが増えていくなかで運用上の課題が出てきました。当初課題だったのは、楽天市場のイベント対応です。

商品名やサムネイル画像をセール訴求に変更するなどの対応を手動で行っており、作業量が多くて大変でした。手動なので、当然ミスや作業漏れもありましたね。また、セールの開始・終了が深夜や休日の場合は作業することができませんでした。

そんな折、見つけたのが「テープス」です。

—導入の決め手は何でしたか。

「楽天市場のイベント対応」を効率化できるという点に加え、Amazon や Yahoo!ショッピングなど、ほかの店舗の業務効率化でも活用できる、拡張性の高さが魅力的でした。

また、トライアル中から非常に丁寧にサポートいただいたので、サポート品質に不安がない状態で導入できました。初歩的な質問をすることもありますが、いつも返信が早くて助かっています。

自動化により、深夜・休日でも商品の更新が可能に

—テープスを導入いただいてから、どのような効果がありましたか。

テープスを活用し、商品情報をイベントに合わせて自動で更新しています。これにより、イベント対応にかけていた時間を大幅に削減できたばかりか、深夜や休日の更新にも対応できるようになりました。

また、Google スプレッドシート上で「情報の管理」と「更新の予約」が完結するため、全体的にミスや漏れが減った実感があります。価格の設定ミスなどは特に避けたい問題ですが、このあたりのリスクを軽減できるのは大きなメリットだと思います。

関連記事

楽天市場のイベント開始・終了に合わせ、自動でポイント変倍や商品名、商品画像を変更する

あと、これは当初想定していなかった使い方なのですが、注文情報を定期的にシートに書き出し、商品別の売上の集計作業も自動化しています。各モールの商品別の日次売上が、自動でシートに出力され、ひと目で確認できるので、たとえば販売数が伸びた日の SKU ごとの販売状況をすぐに確認できるなど、意思決定のスピードアップにつながっています。

全体を通して、「機械に任せられる仕事」と「人がやるべき仕事」の棲み分けが明確になり、より重要な業務に時間を割けるようになったと思います。

—テープスはどんな方にオススメですか。

手作業が多かったり、ミスが頻発していたりという方にはもちろんオススメですが、社内エンジニアがいない、もしくは工数がなかなか確保できない方にも向いていると思います。

弊社の社内エンジニアは常に忙しく、なかなかモールの運用改善にまで手が回っていないのですが、テープスのおかげで、私のような非エンジニアでも業務を自動化できる環境を作れています。

今のところは楽天市場の効率化がメインですが、今後は活用範囲を広げ、テープスでさらに多くの業務を効率化していきたいですね。

—ありがとうございました。