楽天市場|不正注文を自動で判定し、チャットツールに通知する

できること

2024.4.9

楽天市場ではクレカ払いだと CVV が要求されるため、全額ポイント払いのなりすまし注文が増えているようです。出荷前に気づいて対処したいところですが、受注件数が多いと難しいですよね。

そこで今回は、テープスを使い、不正が疑われる注文をチャットツールに自動で通知する事例をご紹介します。

テープスとは?
さまざまなサービスをつなぎあわせ、EC の業務を自動化するツールです。
ブロックを組み合わせてワークフローをつくるので、プログラミングの経験は必要ありません。
店舗の担当者が、自分の業務を自分で自動化できるようになります。
自社での活用方法を相談してみる


無料でお試しできます

「14 日間のトライアル」か「フリープラン」がご利用いただけます。トライアルでは、スタッフが導入から設定までサポートします。
お問い合わせはこちら


不正が疑われる楽天市場の注文を、チャットツールに自動で通知する方法

不正注文と判定する条件を決める

ポイントで全額支払うことで、クレジットカードに請求が飛ばないようにする手口が横行しているようです。そこで、不正判定する条件を以下のように定めました。

  • 請求金額が 0 円
  • 注文者の名前と送り先の名前が一致しない
  • 注文者の住所と送り先の住所が一致しない
  • 注文者の電話番号と送り先の電話番号が一致しない

では、この条件をもとにテープスを設定していきましょう。

テープスを設定する

テープスでは、ブロックを組み合わせて「フレーズ」と呼ばれるワークフローを構築し、業務を自動化します。今回は、以下のようにフレーズをつくりました。

このフレーズでは、以下の流れで処理が実行されます。

  • 楽天市場 RMS から受注情報を取得する
  • 不正注文の条件に合致するか判定する
  • 合致する場合、Chatwork に通知する

この例では Chatwork に通知していますが、LINE、Slack、メールへの通知も可能です。

実際の条件設定は以下のようにしています。ノーコードツールなので直感的に設定でき、あとから別の人が見ても理解しやすいというメリットがあります。

まとめ

イベント中は受注が増えるので、人力で不正注文を見つけるにも限界があります。この事例はトライアルでお試しいただけますので、ぜひご検討ください。
自社での活用方法を相談してみる

関連記事

     ホーム / ブログ / 楽天市場|不正注文を自動で判定し、チャットツールに通知する